心臓病・先天性心疾患の人が
「プラス」になるように

できないことより、
できることに目を向けて。
心臓病と共に生きる、
あなたの可能性を見つけませんか。

プラス・ハート・カフェとは

見た目から病気が分かりにくい先天性心疾患。
「心臓病=採用するのが怖い」と思われやすく、就労の壁が高い現実があります。

プラス・ハート・カフェは、そんな現実を変えたいという想いから生まれました。

心臓血管外科医として25年間、先天性心疾患者と関わってきた立石実医師を中心に、患者本人、全国心臓病の子どもを守る会横浜支部メンバー、横浜市立大学の有志が集まり、年に1〜2回、参加型のワークショップを開催しています。

当事者だけでなく、医療者、企業、行政の方も参加し、よりよい環境で働けるための対話の場を作っています。

メディア掲載

📰 Yahoo!ニュースで紹介されました(2025年11月18日)

3つの「プラス」

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自分の「プラス」を見つける

「疲れやすい」「階段を登るのがしんどい」――こうした症状を面接で"病状"として説明するのは難しいものです。

でも、誰にでも得意なことや、誰かのためにできることがあるはず。ワークショップでの対話を通じて、自分の強みを見つけ、自分の言葉で説明できる力を身につけましょう。

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心臓病を「プラス」に捉える

今、障害者雇用枠は徐々に引き上げられ、社会全体が障害者雇用を推進する流れになっています。

心臓病を「プラス」に捉え、自分にできることに目を向けることで、新しい可能性が見えてきます。

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社会に「プラス」になる

より多くの人が心臓病・先天性心疾患について理解してくれるようになれば、インクルーシブな社会の実現につながります。

プラス・ハート・カフェがハブとなり、当事者間のピアサポートが活発になることを目指しています。

こんな方に参加してほしい

心臓病・先天性心疾患をもつ人やご家族

特に中高生・大学生の当事者の皆さん

  • 将来、働きたいと思っている
  • 働きたいけど、どうしたらいいか悩んでいる
  • 病気のことを、どう説明すればいいか分からない
  • 他の人はどんなふうに働いているのか知りたい

医療者・福祉関係者の方

  • 患者さんが社会でどう過ごしているか知りたい
  • どんなことに困っているのか聞きたい
  • 医療や福祉の中でもっとできることを考えたい

企業や行政の方

  • 心臓病・先天性心疾患の人の雇用を考えている
  • どんな配慮が必要か知りたい
  • 実際に働いている人の声を聞きたい

ワークショップの特徴

📝 参加型のプログラム

グループに分かれて対話し、「わたしのトリセツ」を完成させます。誰かの話を聞く中で自分の強みを見つけ、自分のことを言葉で説明できるようになることを目指します。

🎤 経験者の声を聞く

先天性心疾患と付き合いながら働く当事者の方による講演も実施。成功談・失敗談を共有し、就労のヒントを得られます。

🌱 自立を学ぶ場

できるかぎり親を介さず、当事者同士で交流できるように工夫。自立の重要性を学べる場にしています。

💻 ハイブリッド開催

現地参加とオンライン参加(Zoom)の両方に対応。遠方の方も参加しやすい形式です。

第1回の開催報告

2025年9月13日、横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパスにて、第1回プラス・ハート・カフェを開催しました。

106
総参加者数
52
現地参加
54
オンライン参加

先天性心疾患者のインフルエンサーの協力も得て、SNSで情報を拡散。多くの中高生・大学生の当事者に参加いただきました。

グループワークショップでは、参加者が対話を通じて「わたしのトリセツ」を完成させ、自分の強みを発見する時間となりました。

次回開催予定

第2回

プラス・ハート・カフェ

📅 2025年3月28日(金)

詳細は後日発表します

最新情報はnoteでお知らせします

主催者メッセージ

立石 実

横浜市立大学附属病院 心臓血管外科・小児循環器 医師

心臓血管外科医として25年間、先天性心疾患者と関わってきました。

その中で感じたのは、当事者の就労に関する悩みが深刻なこと。「心臓病=採用するのが怖い」と思われやすく、また当事者も採用面接で病状を説明する難しさに直面しています。

「分かってほしいと思っていても、言葉にしなければ相手には伝わりません」

どうやって言葉にすればいいのかは難しいから、ワークショップでの対話を通して、少しずつ力を身につけていってほしいです。

働くことは、生きがいや幸せを生み出すことに繋がるものだと思います。プラス・ハート・カフェがハブとなり、当事者間のピアサポートが活発になってほしい。

「ひとりで悩まず、色々な人に相談してほしい」
立石実医師

これまでの活動

活動の様子は、noteで随時更新しています。

お問い合わせ

プラス・ハート・カフェへのお問い合わせは、noteのメッセージ機能をご利用ください。